回路図エディタ (Eeschema) の初期設定
新規プロジェクトを作成した後、KiCADの回路図エディタ Eeschema を開きます。
長さの単位を mm に設定します。
ページ設定のアイコンをクリックします。
発行日やタイトルの情報を入力します。
回路図の右下に反映されたことが確認できました。
シンボルの配置
「シンボルを配置」アイコンをクリックします。
配置したいシンボルを検索します。
クリックすると配置されます。
マウスポインタを合わせて、キーボードの「m」を押すと移動できる状態になります。
同様に「r」を押すと回転できます。
配置したシンボルに「R?」といった名前が付与されている場合は、アノテーションを付与して解消できます。
シンボルの値を編集します。
1kΩ抵抗の場合の例です。
配線
開始と終了をそれぞれクリックして配線します。
フットプリント
フットプリントとは、プリント基板上における、各シンボルの外形を表す図形データのようなものです。「フットプリントを割り当て」ボタンをクリックします。
中央の列でシンボルを選択した状態で、
左の列でフットプリントを選択します。
- SMD(Surface Mount Device) 表面実装
- THT(Through Hole Technology)スルーホール
今回、直径5.0mm のLEDが手元にあるため、"5.0" でフィルタしています。フィルタ結果が右列に表示されます。
「選択したフットプリントを表示」ボタンで、3D情報を確認できます。
右列のフットプリントをダブルクリックして確定させます。中央列が更新されます。
「シンボルフィールドを編集」ボタンからも、割り当てられたフットプリントが確認できます。
エレクトリカルルールチェック
電気的に問題がない回路図になっているかをチェックします。
例えば「電源入力ピンが電源出力ピンによって駆動されていない」というエラーが発生した場合は、「PWR_FLAG」シンボルを追加して、電源ラインであることを KiCad に伝えます。
エラーが解消されたことが確認できました。
テキスト、画像 の追加
テキスト、画像を追加できます。
ネットリストの生成 (参考)
古いバージョンの KiCad では、KiCad PcbNew でプリント基板の設計を行うための事前準備として、作成した回路図からネットリストを生成する必要がありました。
最新版の KiCad では、PCBエディタ側が回路図エディタの情報をネットリストなしで読み込めるようになったため、その用途で出力することは不要です。
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