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Amazon EBS を EC2 インスタンスから使用するための設定

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作成日作成日
2015/05/06
最終更新最終更新
2017/09/14
記事区分記事区分
一般公開

目次

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    インフラ構築と自動化が得意。TerraformとAnsibleでインフラを自動構築するお仕事が多め

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    EC2 インスタンスは OS などを格納するファイルシステムのために最低限一つの EBS (Elastic Block Store) ボリュームを必要とします。これを Root ボリュームとよびます。本ページでは Root EBS に加えてデータ格納用の EBS を EC2 インスタンスから利用するための設定をまとめます。

    参考ページ

    Amazon EBS ボリュームを使用できるようにする

    ボリュームのアタッチ

    EC2 インスタンス起動時または EC2 の Volumes メニューにある「Create Volume」から新規に EBS を作成します。Root デバイスとしては使用しないため作成時に Snapshot は指定しません。「Create Volume」から作成した場合は Actions → Attach でインスタンスに接続します。

    $ lsblk
    NAME    MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
    xvda    202:0    0   8G  0 disk
    └─xvda1 202:1    0   8G  0 part /
    xvdb    202:16   0   8G  0 disk /mydata
    xvdf    202:80   0   1G  0 disk  ← 今回 Attach した。'/' や '/data' にマウントされていない
    

    上記コマンドで EC2 に接続されて認識できることを確認します。これは AWS コンソール上で確認できるデバイス名のエイリアスです。

    $ ls -l /dev/sdf
    lrwxrwxrwx 1 root root 4 May  6 04:32 /dev/sdf -> xvdf
    

    ファイルシステムの作成 (危険)

    過去のバックアップから作成した EBS ボリュームであったり Root デバイスの EBS ボリュームであったりする場合、本手順を実行するとデータが失われます。本手順は空の EBS ボリュームをデータ格納用に新規作成して Attach した直後に一回だけ行います。

    確認方法

    以下のコマンドで data とだけ表示されることを確認します。既存のファイルシステムが存在しないことを意味します。

    $ sudo file -s /dev/xvdf
    /dev/xvdf: data
    

    ファイルシステムの作成

    $ sudo mkfs -t ext4 /dev/xvdf
    

    上記コマンドを実行すると以下の通りファイルシステムが作成されました。

    $ sudo file -s /dev/xvdf
    /dev/xvdf: Linux rev 1.0 ext4 filesystem data, UUID=7c0606a8-89c4-4ff6-9360-6a1f8aa65047 (extents) (large files) (huge files)
    

    EBS ボリュームのマウント

    マウントポイントを作成して mount コマンドを実行します。

    $ sudo mkdir /data
    $ sudo mount /dev/xvdf /data
    

    使用できるようになりました。

    $ ls /data
    lost+found
    

    アンマウントするためには以下のコマンドを実行します。'u'mount であって 'un'mount ではないことに注意してください。

    $ sudo umount /data
    

    起動時に自動でマウントされるように設定

    EC2 インスタンスを停止すると EBS ボリュームがアンマウントされます。これは次回起動時に自動ではマウントされません。自動でマウントされるようにするためには /etc/fstab を編集します。

    $ sudo cp /etc/fstab /etc/fstab.orig
    $ sudo vi /etc/fstab
    

    /etc/fstab

    #
    LABEL=/     /           ext4    defaults,noatime  1   1
    tmpfs       /dev/shm    tmpfs   defaults        0   0
    devpts      /dev/pts    devpts  gid=5,mode=620  0   0
    sysfs       /sys        sysfs   defaults        0   0
    proc        /proc       proc    defaults        0   0
    /dev/xvdf   /data       ext4    defaults,nofail  0   2  ← これを追記して保存
    

    以下のコマンドを実行してエラーが出力されなければ正常に設定されています。

    $ sudo mount -a
    

    補足

    ボリュームをアタッチしていない状態で EC2 インスタンスを起動するとエラーになります。/etc/fstab に nofail を記載することでマウントせずにエラーなく起動できます。

    0
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