AWS 落穂拾い (オンプレからの移行)
[履歴] [最終更新] (2022/09/06 15:03:45)
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6R

  • 6 Strategies for Migrating Applications to the Cloud
  • Rehosting (lift and shift) → オンプレサーバから EC2 インスタンスに移行する場合など。
  • Replatforming → DB を RDS に移行する場合など。
  • Repurchasing → 金額的にはコストがかかりますが、短期間で完了します。オンプレの CRM を Salesforce 等の SaaS に移行する場合です。
  • Refactoring (Re-architecting) → オンプレシステムのロジックを改修して、S3 や Lambda を利用する場合など。
  • Retire → Refactoring の結果、不要になった場合など。
  • Retain → オンプレで稼働させ続ける判断の場合など。

Storage Gateway

  • クラウドのストレージをオンプレミスから利用するためのサービスです。
  • S3 File Gateway What is Amazon S3 File Gateway
    • File Gateway Appliance をオンプレ内で稼働させます。
    • NFS/SMB による S3 への接続ポイント (Gateway) を提供します。
      • NFS 内のディレクトリ構成は S3 上でも維持されます。
    • File Gateway には IAM ロールを付与します。
    • File Gateway にはキャッシュが存在し、S3 へのアクセス頻度を低減します。
    • File Gateway Appliance を VPC 内で稼働させることで、EC2 インスタンスからも NFS/SMB マウントできます。
    • 複数の File Gateway Appliance から同じ S3 に接続できます。Working with multiple file shares and Amazon S3 buckets
      • 複数ネットワークを、S3 を介して NFS/SMB プロトコルで接続できる、ということになります。
      • write できる gateway が複数存在すると誤作動の原因となります。
      • S3 バケットポリシーによって、一つを除いて readonly に設定することができます。
        • 同一ファイルへの append や、複数マシンからの write が必要な場合は、EFS (NFS) の利用を検討します。
    • S3 Lifecycle policy と併用することもできます。
    • S3 Object Versioning と併用することもできます。
  • Volume Gateway What is Volume Gateway?
    • Volume Gateway をオンプレ内で稼働させます。
    • iSCSI プロトコルによる S3 への接続ポイントを提供します。
    • Cached Volume
      • S3 上でデータを管理し、オンプレ側の Gateway でキャッシュを持ちます。
      • 32TB/volume が上限です。
    • Stored Volume
      • オンプレ側の Gateway でデータ管理します。S3 への定期バックアップを行います。
      • 16TB/volume が上限です。
  • Tape Gateway What is Tape Gateway?
    • テープドライブ
      • 磁気を利用して情報を記録します。
    • Tape Gateway をオンプレ内で稼働させます。
    • S3 に保存されたデータをそのまま扱うことはできず、tape 全体をリストアすることで、tape 内部の各ファイルにアクセスできます。
  • FSx File Gateway What is Amazon FSx File Gateway?
    • FSx File Gateway をオンプレ内で稼働させます。
    • FSx for Windows File Server」への接続ポイントを提供します。
    • キャッシュを持つことで、「FSx for Windows File Server」へのアクセス頻度を低減させます。

Snow Family

  • 二つの目的のいずれかで利用します。
    • 大量のデータをクラウド環境に移行する際に活用します。
    • Edge コンピューティング環境を提供します。
      • 僻地でのデータの収集や処理を実現します。
  • Snowball Edge What Is AWS Snowball Edge?
  • Snowcone What Is AWS Snowcone?
    • 2.1kg 程度となっており、軽量です。AWS Snowcone Device Specifications
      • バッテリーは内臓しません。
    • 8TB ストレージを持ちます。
      • AWS 社にオフラインで送ってデータ取り込みしてもらうことができます。
      • AWS DataSync によってオンラインでデータロードすることもできます。
    • Edge コンピューティングにも利用できます。
      • 2CPU、4GB RAM。
  • Snowmobile
    • トラック型の移動式デバイスです。
    • 10PB 程度以上のデータ移行時に利用します。
  • AWS OpsHub Using AWS OpsHub for Snow Family to Manage Devices
    • オフライン環境で利用可能な、AWS コンソールのような画面を提供します。
    • ローカル PC にインストールして利用します。
    • 従来は CLI で操作する必要がありました。
  • パフォーマンスに関する注意事項 Best practices for accelerating data migrations using AWS Snowball Edge
    • write 処理を並列で実行することで、全体として処理性能が向上します。
    • 少量のデータを都度転送するのではなく、一括でバッチ処理するようにします。
    • データ転送中は、他の処理を実行しないようにします。

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AWS Database Migration Service (DMS)

Disaster Recovery

  • Cloud Adoption Readiness Tool (CART)
    • 組織のクラウド適用度合いを測定する、アンケートのようなものです。
  • RPO (Recovery Point Objective)
    • 例えば、最後にデータバックアップを取得した時点から、Disaster が発生するまでの間のデータは消失します。
    • 高い RPO は、データ消失のリスクを取る代わりに、コストは抑えられます。
      • バックアップとリストアによる DR は、データレプリケーションや warm-standby による DR と比較して高い RPO となります。
  • RTO (Recovery Time Objective)
    • Disaster が発生してから復旧するまでの間はダウンタイムとなります。
    • 低い RTO は、復旧までの時間がかからない代わりに、高コストとなります。
      • バックアップとリストアによる DR は、データレプリケーションや warm-standby による DR と比較して低い RTO となります。
  • AWS Fault Injection Simulator (FIS)
    • Chaos Engineering のためのツールです。
  • AWS Application Discovery Service
    • クラウド移行に先立ち、オンプレ環境の情報を収集するツールです。
      • Agentless Discovery
      • Agent-based Discovery
    • 調査結果は CSV ダウンロード可能です。AWS Migration Hub で確認することや、Athena でクエリ実行することもできます。
  • AWS Application Migration Service (MGN)
    • AWS Server Migration Service (SMS) の後継です。
    • rehost (lift-and-shift) のためのソリューションです。
  • AWS Elastic Disaster Recovery (DRS)
    • 旧称は CloudEndure Disaster Recovery です。
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