CentOS 7 における Jenkins の導入手順 (Git Plugin のインストールまで)
[履歴] [最終更新] (2018/07/14 18:39:10)
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概要

Jenkins は GUI の cron のようなツールです。いわゆる CI (continuous integration) のために利用されます。cron と異なり様々な条件をフックして job を実行できます。実行後の挙動もカスタマイズ可能です。プラグインも豊富に提供されています。以下では CentOS 7 にインストールする手順をまとめます。CentOS 7 は例えば「VirtualBox で用意」します。

インストール

1. RPM のインストール

必要な RPM パッケージを yum でインストールします。

sudo yum install java
sudo yum install git
sudo yum install openssl-devel

2. Jenkins のインストール

標準の base レポジトリには jenkins が含まれていないため公式サイトの手順にしたがってレポジトリを追加します。

sudo wget -O /etc/yum.repos.d/jenkins.repo https://pkg.jenkins.io/redhat-stable/jenkins.repo
sudo rpm --import https://pkg.jenkins.io/redhat-stable/jenkins.io.key

Jenkins が yum でインストールできるようになっています。

sudo yum install jenkins

3. サービスの起動

Jenkins はコマンドではなくサービスとして提供されます。サービスの起動設定を行います。詳細は公式サイトをご参照ください。

sudo service jenkins start
sudo chkconfig jenkins on
sudo reboot

ブラウザから http://192.168.*.*:8080/ にアクセスできることを確認します。

4. Git Plugin の追加

利用可能プラグインに「Git Plugin」を追加します。Jenkins のインストール直後は表示されないことがあります。再起動などを行ってしばらく待つと表示されるようになるようです。

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    概要 CI/CD ツールの一つである TeamCity のインストール手順等を記載します。 インストール こちらからダウンロードします。.tar.gz をダウンロードした場合は以下のように起動します。 Tomcat を起動するために Java8 が必要なため、インストールします。 sudo yum install java-1.8.0-openjdk-devel export JAVA_H