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公開日公開日
2016/02/15
最終更新最終更新
2018/06/20
記事区分記事区分
一般公開

目次

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    Scalaはいいぞ

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    try-catch-finally

    object Main {
      def main(args: Array[String]): Unit = {
    
        // Java と同様に try-catch-finally を利用
        // (例外を投げる可能性がある処理であっても利用は必須ではないことが Java との違い)
        try {
          throw new RuntimeException("例外を投げる")
        } catch {
          case e: RuntimeException => {
            println("今回はここが実行される")
          }
          case e: Throwable => e.printStackTrace // デフォルト
        } finally {
        }
    
        // 値を返すことができる
        // (finally 内での結果は返り値に影響しない
        //  try と catch の最後の式の評価値が返る)
        val result = try {
          throw new RuntimeException("例外を投げる")
          123
        } catch {
          case e: RuntimeException => {
            456
          }
          case e: Throwable => {
            789
          }
        } finally {
          println("hi")
        }
        println(result) //=> 456
      }
    }
    

    Either

    Either は二つの型のどちらかを含む型です。例外が発生する可能性のある処理を含む関数を Either を返すように定義すると、例外発生時のことを気にすることなく Either で統一して返すことができます。関数を利用する側で Either の中身を確認して、例外時の処理を記述できます。

    object Main {
      def main(args: Array[String]): Unit = {
        def func: Either[Throwable, Int] = { // 「左」が例外で「右」は正常時の結果とする。
          try {
            Right(123) // 正常時には「右」を返す。
          } catch {
            case e: Throwable => Left(e) // 例外発生時は「左」を返す。
          }
        }
        val result = func
        result match { //=> 123
          case Left(e) => {
            e.printStackTrace
          }
          case Right(i) => {
            println(i)
          }
        }
      }
    }
    
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