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base64について (UNIXコマンドやRubyライブラリの簡単な使用例)

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作成日作成日
2014/02/01
最終更新最終更新
2019/12/04
記事区分記事区分
一般公開

目次

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    チーム開発効率化を考え中の日々

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    base64エンコーディングまたはデコーディングとは、任意のデータを64種類の文字 0-9,a-z,A-Z,'+','/' (10+26x2+2=64) で表現し直すことまたは表現されたものをもとのデータに戻すことです。上記64種類の文字は7bitで表現可能なASCII文字の範囲内にあるため、電子メールでの通信など、マルチバイト文字やバイナリデータを扱えない環境で使用されることがあります。なお、'='はエンコードおよびデコードにおけるパディングとして使用されます。base64コマンドやRubyのbase64ライブラリを用いてこのエンコードおよびデコードを行うことができます。

    base64コマンドの使用例

    エンコード

    $ echo "あいうえお" | base64
    gqCCooKkgqaCqA==  # Shift_JIS環境での実行例
    

    デコード

    $ echo "gqCCooKkgqaCqA==" | base64 -d  ←macOS の base64 は `-D` です。
    あいうえお
    

    base64ライブラリ (Ruby) の使用例

    sample.rb

    #!/usr/bin/ruby
    # -*- coding: utf-8 -*-
    
    require 'base64'
    
    utf = "あいうえお"
    puts Base64.encode64(utf)
    
    encoded = "44GC44GE44GG44GI44GK"
    p Base64.decode64(encoded) # UTF-8でエンコードされた文字列が返る
                               # (デコード結果であるユニコード文字列ではない)
    # UTF-8でエンコードされた文字列をデコードし即座にShift_JISでエンコードしたものを返す
    
    # (Rubyには文字コードに関するdecodeがない)
    
    puts Base64.decode64(encoded).encode('Shift_JIS', 'UTF-8')
    

    実行例 (環境はShift_JIS)

    $ ruby sample.rb
    44GC44GE44GG44GI44GK
    "\xE3\x81\x82\xE3\x81\x84\xE3\x81\x86\xE3\x81\x88\xE3\x81\x8A"
    あいうえお
    
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