インストール
2016-2-9 現在のところ Scala で YAML を扱うこなれた方法はないようです。ここでは SnakeYAML を利用します。
build.sbt (sbt)
pom.xml (maven)
サンプルコード
config.yaml (UTF-8)
Main.scala
Scala コードを Eval
設定ファイルとしての YAML を扱うことが難しい場合は、Scala コードを実行時に Eval することで代替できます。少し前までは Twitter 社が提供する util-eval を用いて Eval を実現していましたが、2.11 では Scala 公式のライブラリで Eval がサポートされています。sbt で依存関係を設定すると使用できるようになります。Scala 2.11.7 の場合は以下のようにします。Eval は重たい処理ですので頻繁に実行することは避けるようにします。
Main.scala
Config1.dat
Config2.dat
文法としては、トレイトをミックスインした無名クラスです。
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