Java Virtual Machine の略です。エディタで作成した Java プログラムをコンパイルして生成される、バイトコードとよばれるものを実行します。JVM は実行環境ごとに用意されており、バイトコードと実行環境の仲介役となることで、共通のバイトコードを異なる環境で実行できます。
Java Platform Standard Edition Development Kit の略です。OracleJDK と OpenJDK がありますが、一般には OracleJDK を使用しておけば問題ありません。JVM やコンパイラなど、開発に必要と思われるものがほぼ同封されています。Oracleのページから無料ダウンロード可能です。古いバージョンはこちらからダウンロード可能です。ただし、無料のユーザー登録が必要です。
インストール後、例えば sample.java というファイルに以下のコードを記述して、
class HelloWorld {
public static void main(String args[]) {
System.out.println("Hello World!");
}
}
コマンドラインでコンパイラ javac を用いて
javac sample.java
とすると、バイトコード HelloWorld.class が生成されます。その状態で、JVM でバイトコードを実行するために
java HelloWorld
とすると Hello World! と表示されるはずです。
java HelloWorld.class
ではないことに注意します。
Java SE Runtime Environment の略です。JVM など、バイトコードの実行に必要なツールのみが同封されています。したがって、JDK がインストールされている場合は JRE は不要です。Oracleのページから無料ダウンロード可能です。