Javaの配列宣言方法はC/C++と似ているようで若干異なる。
C/C++の
int array[10];
はJavaでは
int array[] = new int[10];
となる。同様にC/C++の
int array[3][3];
はJavaでは
int array[][] = new int[3][3];
となる。
C/C++もJavaも同様に
int array[] = {1,2,3,4,5};
といった記述ができる。一次元配列ではこのように差異が見られないが、多次元配列になるとC/C++の
int array[][2] = {{1,2},{3,4}};
はJavaでは
int array[][] = {{1,2},{3,4}};
となる。これは、Javaでは多次元配列が行列のようになっている必要がなく、要素数が一定でなくてもいいからである。例えば、Javaでは
int array[][] = {{1},{3,4}};
といった記述も可能である。
C/C++と異なり、Javaでは
int array[];
または
int[] array;
のどちらの形式で配列を宣言してもよい。